1971-02-18 第65回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
しかも労働組合分裂策が行なわれている。特に立川の郵便局長は、私はこれは資料を持ってきましたが、これは十二月十二日の朝日の朝刊に出ております。「全逓支部脱退三六協定結ぶ」というので、中野銀造なる者が、この前、私は説明をいたしましたが、神田竹政という人を中心に現に脱退さしているわけです。ちゃんと新聞に出ているわけです。こういう不当労働行為をやっている。
しかも労働組合分裂策が行なわれている。特に立川の郵便局長は、私はこれは資料を持ってきましたが、これは十二月十二日の朝日の朝刊に出ております。「全逓支部脱退三六協定結ぶ」というので、中野銀造なる者が、この前、私は説明をいたしましたが、神田竹政という人を中心に現に脱退さしているわけです。ちゃんと新聞に出ているわけです。こういう不当労働行為をやっている。
あなたの方は組合弾圧ではないとおっしゃるけれども、こういう内容に立ち入るということは組合分裂策だと思うが、大臣どうですか。これに対するあなたのお考え方を伺いたい。
組合分裂策のごときは、長く禍根を残し、最も忌むべきものであります。また、暴力団を雇い入れて争議中の労働者に対して暴力を振う等の行為は、とうてい許すべからざるものであります。
しかるに、この最低賃金制の確立については一言も触れずして、依然として政府の組合分裂策であるところの賃金ベース制を固執しようとしておるところの本決議案に対しては、共産党は反対するものであります。 以上をもつて、私の反対理由を終りたいと思います。